STUDIO TOKI のブログ
夏休み自由研究、迷ったらこれ。「におい」から広がる不思議な世界
待ちに待った夏休みが、始まってもう2週間経とうとしています。
夏休みといえば「自由研究」。
今年のテーマはもう決まっていますか?
「何をテーマにしようか迷ってる…」「せっかくなら面白くてみんなと違うテーマにしたい!」
そんな小中学生にぴったりの自由研究のテーマを紹介します!!
ズバリ…「におい」
においは、見えないのに記憶や感情、そして人や生き物の行動にまで影響を与える、ちょっと不思議な存在。実は、においには歴史・生物・文化・科学などさまざまな分野とつながりがあり、調べれば調べるほど奥深いテーマなのです。
最後には、気になったテーマのにおいを“実際に嗅げる”体験イベントも紹介しています。
調べ学習だけでなく“体感型”の研究としてもおすすめです!
歴史上の人物がつけていたにおい?※諸説あり
織田信長や徳川家康など、歴史に名を残した武将たちが戦の前にまとっていた香りがあったという説があります。香木や香料を身につけることで、気持ちを落ち着けたり、士気を高めたりしていたとか。
<研究案>
- どうして戦に「におい」を使ったの?
- 偉人たちの好みのにおいは?
- それはどんなにおい?
最後に紹介しているイベントでは、織田信長・徳川家康の他に、豊臣秀吉・坂本龍馬がまとっていたとされるにおいも体験できます!
「におい」を通して過去にタイムスリップしよう!
昆虫が出す“激臭”のヒミツ
私たちの身近に生息する昆虫には、刺激を与えると強烈なにおいを出すものがいます。
たとえばテントウムシやアゲハ蝶の幼虫など。
このにおいは、実は相手にとあるメッセージを送っているんだとか。
<研究案>
- どうして昆虫がにおいを出すの?
- どんな昆虫がにおいを出すの?
- どんな成分でできてるの?
- そのにおいの効果は?
人間が嫌だと感じる「くさい」においも、昆虫の世界では立派な生存戦略。
身近な昆虫を観察して調べることで、昆虫の知恵にふれることができます!
実際に捕まえて観察してみるのもありかも…?
12ヶ月の花のにおいと花言葉
日本では各月にちなんだ「代表的な花」があり、それぞれに花言葉がついています。
たとえば、6月のシャクヤクには「恥じらい」、11月のツバキには「誇り」など。
香りだけでなく、意味やストーリーを持っているのが花の魅力です。
<研究案>
- 花言葉の由来って?
- 花のにおいにはどんな特徴があるの?
- 花言葉の歴史や文化的な背景は?
自然の中で育まれる香りと、そこに込められた人の思いを通じて、においが感情や文化と結びついていることが見えてきます。
自分の誕生月やお気に入りの花を選んで調べてみては?
においで“温度”を感じる?!
実は人は、においだけで「冷たい」「温かい」と感じることがあります。
たとえばミントのような香りをかぐと、スースーして「冷たい」と感じます。
<研究案>
- なぜにおいで温度を感じるの?
- 人によって感じ方は違うの?
五感の不思議に注目し、においと人の脳の関係を調べてみるのもおもしろいですよ!
においは“体験”から学ぶ!
においのテーマは、学校の授業やネットの調べ学習だけではわからないことがたくさん!
だからこそ、実際ににおいを“かぐ”体験が大事!
日常では経験できない「におい」を嗅げる体験型イベント「におい展PLUS+」がこの夏開催中!
言葉や写真では伝わりきらない「におい」に会場で触れてみよう。
「におい展PLUS+」富山開催中
鼻が活動休止?有名YouTuberも悶絶した大人気イベントが富山に登場!
美臭から激臭まで様々な“におい”を体験できます。夏休みは家族や友達、恋人とクンクンしよう!
開催情報
期間:2025年7月19日(土)~8月26日(火)
会場:イオンモール高岡 東館2Fイオンホール
(富山県高岡市下伏間江383番地)
共催:におい展実行委員会、ソニー株式会社
▼詳細はこちらから
過去の体験の様子