STUDIO TOKI のブログ

最後の砦―RAID―

2025.10.01

トキ・テックのサポート・スタッフチームの田中です。
普段はテレビ局で番組のAD(アシスタントディレクター)の仕事をしております。
ぜひ最後まで読んでいただけるとうれしいです。

今回はここ3年ほどテレビ業界で働いてきましたが、まだまだ私が知らない業界用語や単語であふれています。いつも編集やデータ保存でお世話になっているHDDに関して最近知った大事な機能について紹介します。

ハードディスクが何らかの原因でもし壊れてしまった時家庭用のハードや外部のポータブルハードの場合そのままデータが消えてしまう事が多いです。

泣きます。(私も1回データが全損しました)
そういった時の為に多くの人はダブル保存用のハードにコピーして対策しています。

しかし、業務用の大きなハードでそれが起きたとき、、、
もちろん撮影素材は他のハードに保管されていますが、最終の調整をしたデータがなくなり最悪一から再編集になってしまいます。
涙も出ません。(少し前に実際おきました)

しかし、そんな時にとても重要な機能が業務用の高いハードには備わっています。
それがRAIDです。

正直私も詳しくは理解してはいないのですが簡単に説明すると、元々ハードディスク内部に2つの保存場所があり、1つの保存場所が壊れても、2つ目のハードにバックアップが自動でされる機能です。
※これをRAID1と呼ぶそうです。

これによって、壊れた際にデータをほぼ100%もとに戻すことが出来ます。
そうこれが大切な撮影素材・編集データを守ってくれる最後の砦なのです、、、、
(壊れたハードは修理にだすか、買いなおしです。)

この機能のデメリットとしては、常にバックアップを生成するので、読み込み速度が遅くなってしまう事と、見た目が4テラのハードでは、4テラの保存場所がもう一つ必要になるので、8テラのハードと同じぐらいの値段になります。

しかし、この機能があることによって安心して素材を補完する事ができるので業務用のハードディスクの多くにはこの機能がついています。
ちなみに設定でRAID1を外して倍の容量としても使えるそうです。
※RAID0と呼ぶそうです。

今回は以上になります。
最後まで見てくださりありがとうございます!
よかったらまたみてください!