STUDIO TOKI のブログ
【世界最古のお酒】ミードってどんなお酒?
こんにちは、WEBデザインチームの山本です。
今回は、初めて体験した【ミード】というお酒のレポートをしたいと思います。
ミードとは?
【ミード】は、蜂蜜を発酵させて造られる〖世界最古のお酒〗とも呼ばれ、ヨーロッパや北欧を中心に古くから親しまれていました。
蜂蜜の優しい甘さと香りが特徴で、ワインのようにフルーティーで飲みやすいのが魅力です。
甘口タイプはデザート感覚で楽しめ、甘いお酒が好きな方には特におすすめです。
一方で、すっきりとしたドライタイプもあり、料理と合わせて食中酒として味わうこともできます。
初めて【ミード】というお酒を知り合いに勧められたとき、正直なところ「なんのお酒だろう?」とピンときませんでした。
けれども、名前を耳にした瞬間に、どこかで聞いたことがあるような気がしました。
そこで気になって調べてみると、実はミードはヨーロッパや北欧を舞台にしたアニメやファンタジー作品の中で、酒場のシーンによく登場しているお酒でした。
中世風の世界観でキャラクターたちがジョッキを掲げて飲んでいる姿を思い出し、「あ、これがあの時のミードだったのか!」と納得しました。
普段はなかなか耳にしないお酒ですが、実は身近なところで触れていたんだなと気づき、なんだか親しみが湧きました。
ミードのおすすめの飲み方
ミードは飲み方の幅が広いので、「どうやって楽しめばいいの?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、おすすめの飲み方を3つご紹介します。
1つ目はストレート
まずはそのままストレートで味わってみてください。[常温]や[冷やす]などで香りや味わいが変わりますし、少し濃く感じるときは氷を入れてロックにしても楽しめます。
2つ目はソーダや水で割る
ミードはお酒としてやや強めなので、ソーダや水で割ると飲みやすくなります。蜂蜜由来の甘い香りとソーダのさっぱり感が合わさり、とても爽やかでした。
お好みでレモンやライムを加えるとさらにフレッシュに楽しめます。
3つ目はレモネード・ジンジャーティー・ホットミルク
寒い季節には、ホットで飲むのもおすすめで、ヨーロッパではミードを温めて飲むのが一般的です。お湯割りにするだけでもいいですが、スパイスやおろし生姜を加えるとジンジャーティー風になって体もポカポカ。さらにホットミルクで割ると、寝る前のリラックスタイムにもぴったりみたいです。
ミードが語源となった言葉!
「ハネムーン」という言葉の由来をご存知でしょうか?
英語では Honeymoon と書きますが、この語源にはミードが関係しているといわれています。
古代ゲルマン民族(ヨーロッパ系の民族)には、結婚後30日間、蜂蜜で造られたお酒「Mead(ミード)」を飲む習慣がありました。蜂蜜が滋養強壮に良いとされていたことから、新婚生活の健康と幸せを願って飲まれていたのです。
つまり「はちみつ(Honey)で作られたお酒を、ひと月(Moon)の間ふたりで飲んで過ごす」という習慣が、「Honeymoon(ハネムーン)」という言葉の由来になったとも言われています。