STUDIO TOKI のブログ

サムネづくりのコツ その③|なんでもかんでも入れない“引き算”してみよう。

2025.09.01

テロップチームブログ担当セラです。サムネのコツその③です。今回は引き算をしようという回。数字を引くかのように、要素を引いていく事なのですが、サムネにもまた使える事があります。今回はそんなお話です。

あれもこれも詰めすぎる事がある

サムネはビジュアル&文字という情報が盛りだくさんな画像です。メインのものに対して、動画の事を説明させるテキスト、さらにそこにおもしろ要素だったり補足だったりと、気が付けばいっぱいの情報を画像に押しこむこともしばしばあると思います。

中には文字でいっぱいにしてしまうサムネもありますよね。あれはまぁ、「あえて」という雰囲気がありますが。

サムネは1秒~2秒で認識できるかの勝負の世界。確かに文字は読ませるという力がありますが、同時に、少しでも読みづらいものは瞬時に拒否される要素も併せ持っています。そこで出てくるのが引き算です。

何をメインにする?

例えば雑談配信のためのサムネの場合、「みんなと一緒に雑談しよう!」という文字を入れると考えます。ここにビジュアルなどがあり問いかけているように見せるとかわいらしい感じもありますが、そもそもそんなに説明する必要があるのか?

このサムネの場合、もしかしたら「雑談しよう」or「雑談」の短いテキストで事足りるかもしれません。要は、動画の説明を簡潔にすることができれば、単語のようなテキストでもよいという事です。

何をメインに据えて、どんな言葉を使えば短く、そしてわかりやすいか?こういう方向性の考え方が引き算のポイントになります。

どんなメリット?デメリット?

では引き算するとどんなメリットがあるのか?メリットとしては「分かりやすさ」でしょう。初見の動画・配信を見ようとしても「何をしているか?」がわかれば敷居が下がります。

ではデメリットは?単純すぎると想像ができてしまい、興味を釣ることができないことでしょうか?先ほどの雑談も「雑談」と書かれているだけでは、予想を超える楽しみがなさそうだなと判断されてクリックされないかもしれません。

まとめ

サムネの引き算は実はサムネだけでは完結することはできません。サムネとタイトルとの組み合わせによってはじめて効果を発揮します。次回はその辺りも追及していきます。

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