STUDIO TOKI のブログ
【AIに聞いてみた!】ビジネスシーンで使えるプロンプト3選
こんにちは。トキ・テックのサポート・スタッフチームのETです。
「AIに聞いてみた!」シリーズ第5弾はビジネスシーンで使えそうなプロンプト例を3つAIに考えてもらいました。
メール作成
AIが1つ目に提案してきてくれたのはメール作成に関してのプロンプト!
以下AI回答です。
プロンプト例:
あなたは当社のカスタマーサポート担当者です。
以下の情報をもとに、お客様(田中様)への返信メールを作成してください。
件名:
お問い合わせありがとうございます(〇〇商品の不具合について)
本文:
・不具合の状況を詳しくお伺いしたい旨を伝える。
・可能であれば、不具合の写真を添付していただくよう依頼する。
・今後の対応について、専門部署で確認し改めて連絡する旨を伝える。
トーン:丁寧かつ共感的に。専門用語は使わない。
署名:株式会社〇〇 カスタマーサポート部
意図:
AIに「カスタマーサポート担当者」という役割を与えることで、丁寧で共感的なトーンのメールを作成させます。また、件名、本文の要点、トーン、署名といった具体的な情報を指示することで、必要な要素が網羅されたメールを作成できます。
実際に提案されたプロンプトを入れてみましたが、見事に「よくある」感じのお問い合わせ返信メールができあがってきました。
ただし、そのまま使うのではなくきちんと実際の状況や自分の意思を入れて修正したもので送るとより良いものになるのかなと思います!
企画書のアウトライン作成
続いては企画書のアウトライン作成に関するプロンプトを提案されました。
以下AI回答です。
プロンプト例:
来月の新商品発表会の企画書のアウトラインを作成してください。
ターゲットは社内役員向けで、3分でプレゼンできる構成を想定しています。
以下の項目を必ず含めてください
企画背景(市場トレンドと新商品の位置づけ)
新商品の概要(特徴、競合優位性)
発表会の目的と目標(KPI含む)
スケジュール案
必要なリソース(人員、予算)
各項目について、具体的な内容を2~3行で簡潔に記述してください。
意図:
企画書のアウトライン作成という具体的なタスクに対し、目的(社内役員向け、3分プレゼン)、含めるべき項目、各項目の粒度(2~3行で簡潔に)を明確に指示することで、構成が整った企画のたたき台を効率的に作成させます。
これに関してもプロンプトを読み込ませてみましたが「意図」通りのものができあがっているなという印象でした。
あくまでも企画書のたたき台なのでもちろんそのままでは企画書としては使えません。
ただし、具体的にどのような情報が必要かという整理はしっかりできていたので確実に時短に繋がるものにはなっていました!
ブレインストーミング(アイデア出し)
最後はブレインストーミング(アイデア出し)に関するプロンプトを提案されました。
以下AI回答です。
プロンプト例:
あなたは革新的なアイデアを生み出す専門家です。
当社の新サービス「AIによる営業効率化ツール」のプロモーション戦略について、斬新なアイデアを5つ提案してください。 ターゲット顧客は中小企業の営業担当者です。
オンラインとオフラインの両面から、具体的な施策案を交えて説明してください。
既存のプロモーション(Web広告、展示会)とは異なる視点での提案を期待します。
意図:
AIに「革新的なアイデアを生み出す専門家」という役割を与え、「斬新なアイデア」というキーワードで創造性を引き出します。ターゲット顧客、オンライン/オフライン両面、既存施策との差別化といった制約条件を加えることで、より実用的で多様なアイデアを引き出すことを目指します。
個人的にはこれが一番AIを使ってよかったと思わせられる事例だと思いました。
「メール作成」も「企画書のアウトライン」も「ちょっと時短になったな~」くらいで恩恵が薄いですが「アイデア出し」に関しては自分の中に無いものが生まれてくるのでまさにAIの真骨頂という感じです!
私の中でも初心者の方に一番最初に使ってほしいAIの活用法としては「アイデア出し」や「壁打ち相手」としての使い方なので皆さんも是非一度試してみてください!!
今回使ったAIツール:Gemini https://gemini.google.com/app
※サムネイルの背景画像もGeminiで作成しました!