STUDIO TOKI のブログ

駅のホームから飛び出したソウルフード!姫路名物「えきそば」の魅力

2025.10.17

こんにちは。トキ・テックのサポート・スタッフチームのETです。
以前仕事の関係で北陸に行く用事があって「福井」に立ち寄った際のグルメ記事を書かせてもらいましたが今回は仕事で姫路に行くことがあったので「姫路グルメ」のご紹介で記事を書かせてもらいます!

とはいっても今回はかなり弾丸で行ったのでゆっくりいろいろなグルメを堪能するなどは出来ず・・・。

しかし!姫路にはそんな時間の無い人にうってつけのグルメがあります。

姫路名物「えきそば」

駅のホームから飛び出したソウルフード!姫路名物「えきそば」の魅力

「えきそば」と聞いて、多くの方が蕎麦粉を使った立ち食いそばを想像するでしょう。
しかし、姫路の「えきそば」は一味違います。
その歴史は古く、戦後の混乱期に姫路駅のホームで誕生しました。
麺に関して蕎麦粉は戦後の食糧難で手に入りにくく、小麦粉を使った「うどん」は長持ちしないし時間がたつとのびて美味しくないということで試行錯誤の末、かんすいを入れた「中華麺」にたどり着きます。
そしてその中華麺を「和風だし」に入れたところ、これが驚くほど美味しかったということで「えきそば」が誕生し、以来70年以上にわたり姫路駅の名物として愛され続けています。

地元で愛され続ける「駅」を超えたソウルフード

駅のホームから飛び出したソウルフード!姫路名物「えきそば」の魅力

えきそばは、さっと食べられる単なる立ち食いグルメの枠を超え、姫路市民の日常に溶け込んだソウルフードです。
かつては駅のホームでしか食べられない「幻の味」でしたが、今では駅構内はもちろん、駅前の商業施設やショッピングセンター内のフードコートにも出店。
忙しいビジネスマンから学生、家族連れまで、幅広い層に親しまれています。
地元の人々にとって、えきそばは「姫路に帰ってきた」と感じさせてくれる、懐かしい味。
特に、だしが効いた優しい味わいは、飲んだ後の締めや、小腹が空いた時に無性に食べたくなる、まさに「姫路の味」そのものです。
今も変わらぬ製法で提供される、天ぷらやきつねを乗せたシンプルな一杯は、時代を超えて姫路市民の舌を捉え続けています。

ドライブスルーで味わえる!?

ただ今回、私は新幹線ではなく車で姫路を訪れました。
駅グルメのイメージが強いえきそばだったので駅まで行かないと食べられないのではと諦めかけていたのですが、なんと「えきそば」はドライブスルーでの販売もありました!

駅のホームから飛び出したソウルフード!姫路名物「えきそば」の魅力

このドライブスルーは「えきそば」を販売している「まねき食品」さんの本社駐車場に仮設テントのようなものが立っていてそこで購入できます。
イメージしたドライブスルーとは少し違いましたが車に乗ったまま購入ができたので間違いなくドライブスルーでした笑
早速車の中で食べましたが和風だしの豊かな香りと、つるりとした中華麺の食感が最高でした!

「駅」から始まり、今や「ドライブスルー」にまで進出したえきそば。
姫路を訪れた際には、ぜひ様々な場所で、このユニークなソウルフードを味わってみてください♪